汚れのメカニズム

建物はどのようにして汚れるのか、建物の汚れの原因を簡単に解説いたします。

汚れの分類

 建材(特に外装材)に、汚れの原因となる物質(自動車の排気ガス・藻類の発生・カビの発生)又は化学変化などを起こさせる物質〈硫黄酸化物や窒素化合物などを含む酸性雨〉が接触することで、付着・析出・褪色・腐食が起こり、汚れと認識されます。
 付着・析出は建材表面に物質が堆積することですが、侵食・褪色・腐食は建材自体が変質することで、これを『劣化』と呼びます。劣化については、付着した汚れを放置したために発生するもの・化学物質の作用により変質するもの・建材の品質の低下によるものなど、大きく3種類に分けられます。

シーリング材に起因する汚れ

 一般的な付着物の汚れ以外に、最も目立つのが、主にサッシ下などで見られる水の流れた跡のような黒ずみでしょう。これはサッシのシリコーン系シーリング材から可塑剤のシリコーンオイルが溶出し、雨水と混じって流れ外装材表面に付着したもので、大気中のカーボンや塵埃を抱き込んだために黒ずんで見えます。

白華現象(エフロレッセンス)

 又、タイル目地のセメント水和物(カルシウム・シリケート水和物〉が空気中の炭素ガス〈または亜硫酸ガス〉と反応して、中和過程で発生する可溶性シリカが溶出し、タイル施釉面に付着します。それが乾燥して固体のシリカゲルとなって薄膜を形成し、光の干渉作用により虹色に変色する為、汚れとして認識されます。
 更に目地からはセメントに含まれているカルシウムと珪酸分が水に溶けて外装材表面に移動し、大気中の二酸化炭素と反応して炭酸カルシウムや珪酸カルシウムなどの形で析出する白華現象〈エフロレッセンス〉によって、白色系の汚れも発生します。

錆や油汚れ

 他にも鉄粉が飛来付着してサビを生じたり、鉄製品の周囲でサビ水が付着することで茶褐色のサビ染みができたり、建物躯体内部からサビが発生してクラックから染み出したりします。また、換気扇付近では油染みなども認められます。


黄変・白亜化(チョーキング)

 塗装仕上げ素材などの有機系材料では、成分(結合材、顔料、添加物など)が紫外線・水分オゾンなどにより化学結合の変化で黄変したり、チョーキング〈白亜化〉を起こしたりして褪色・色むらを生じます。撥水性が大きい素材は、雨水が表面を流れる際に雨筋汚れとなることが知られています。

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