石の汚れについて

汚れの発生状況

 石材には、『細孔』と呼ばれる非常に小さな無数の空隙(隙間)が存在します。これが蟻の巣のように存在しているため、表面からも小口や裏面からも(ありとあらゆる場所から)水分や油分とともに汚れを吸い上げ、石材内部に閉じ込めて染みになります。
 また、毒物・劇物に指定されているような、極めて強い「酸性」や「アルカリ性」の薬品を、充分な専門知識も無く使用したことで生じる薬品ヤケ、歩行磨耗による光沢低下、割れ・欠けなどの破損・風化劣化なども、美観を損なう要因となります。



毛細管現象と汚れの浸入

 上の写真は砂岩をスライスして拡大した画像です。黒っぽく見える部分が空隙で、このような石材に存在する無数の空隙を『細孔』と呼びます。
 この『細孔』から、毛細管現象により水分や油分と混じって吸い上げられた汚れは、細孔内に留まり、やがて水分が蒸発した後、細孔内にこびりついて残ることになります。これが表面から見ると変色に見えます。また油分や水分が抜けない状態で残っていると、濡れ色の染みとなります。更に細孔内に残留した水分が、石材の含有鉄分を酸化させて、サビを発生させることもあります。
 これら細孔内に留まった汚れを除去しようとしても、表面を洗うだけでは洗浄しきれません。かえって石材の表面を薬品で侵してしまう場合も多く見受けられます。

はな垂れ

 この毛細管現象による水の吸い上げに似た現象で、石の表面に白いものが染み出てくる場合があります。これは『エフロレッセンス』と呼ばれ、石貼りをしている壁面のモルタル層の中のカルシウム分が水分と一緒に石の亀裂部分や目地から染み出てくるもので、『白華現象』や『はな垂れ』とも呼ばれています。このエフロレッセンスはアルカリ性の物質で、放っておくと硬いかたまりになり、著しく美観を損なう要因となります。

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